自転車で京都→ひらパー→梅田→京都した

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現在、ひらかたパークでチームラボの展示+イベントをやってる。
予々行きたいと思っていたのだけど、遠い遊園地に1人で行くのは気が引けるので、機会を伺っていた。
京都駅〜ひらパーは自動車で30km弱。
長距離走る練習に丁度いいと思い、先日買った自転車で行くことにした。

京都→ひらパー

前日にみた天気予報では晴れだったけど、京都抜けるくらいまでは雨が降り肌寒い天気だった。
すぐに夜用に入れた上着を着る羽目に。
 
羽束師の辺りで快晴に。
体温も上がり、汗が出てきたので上着を脱ぐ。
 
Google Mapsを頼りに進むが、走行中に見る訳にもいかず、何度も道を間違える。
元々方向感覚は良いと思っていたのだけど、1年間京都市内で暮らして感覚が衰えてしまったのだろうか。
 
羽束師とか水無瀬とか長岡京、名前だけで知っていた場所に初めて訪れた。
次に行ったときは水無瀬神社?とかお参りしたい。
 
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淀川の土手に出て、川沿いをずっと走る。
草の背が高くて川が見えなかったりする。
枚方に近づくと、川辺の公園でたくさんの家族が遊んでいる。
公園めちゃくちゃひろい。のどか。
「川沿いの広場で遊ぶ家族」というのを伝聞でしか知らなかったので、本当にいるんだーって気分で見てた。
 
枚方の辺り、橋が全然無くて不便そう。
やっとこ橋を見つけたと思ったら、風景の奥にひらパーがあった。

ひらパー

ひらパー混んでた。初めて来たので、普段から混んでるのかゴールデンウィークの影響なのかわからない。

ひらパー、思ったよりガッツリ遊園地だった。枚方に住む友人の田舎トークとか、インターネットで見た田舎ブランディングを間に受けていたのだけど、普通に楽しそう。強いて言えばアトラクション数に比べて敷地が狭いくらい?それでも歩き回って疲れる事も無いので良さそう。

アトラクションに入る勇気はなかったのでウルトラマンショーを後ろで見てた。いまのウルトラマンって色んなウルトラマンをカードで召喚して戦う感じなのか……。

ヒーローショーは初めて見る。子供の頃、戦隊モノとかはテレビが本物であって、ヒーローショーは紛い物だと思ってたから興味なかった。今回、子供たちは「頑張れー!」って本当に言うんだ、という事がわかった。子供たちが声援を送るという事もテレビやアニメのフィクションから学んだので、 一度に二重の本物を体験できてお得だった。

ひらパー、女性1人とか、男子大学生の集団とかはちょいちょいいるが、男1人で来てる人ほとんどいない……。しかしチームラボコーナーには結構いたので安心。

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チームラボコーナー、前半は作品の展示、後半は遊園地という感じ。作品解説を読むと、ちゃんとテーマが繋がっているとわかるのだけど、まあ解説はあまり読まれない。前半は解説が多く後半は少ないので、自然と前半の人口密度が少なくなり、ちゃんと読めてお得。

 

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超主観空間について、やりたい事はわかるのだけど、作品内の登場人物の視界にその人自身が写り込むというロジックが理解できなかった。僕ら自身は自分を俯瞰する事は出来ないのだから、作者の狙いとは反対に、僕らの持つ西洋的な認識と超主観空間の間の壁が出現してしまう。だから例えば、VRデバイスを使って、鑑賞者の視界が超主観空間的な俯瞰図になると、登場人物と鑑賞者の視界の差異を解決できるのではないか?

ひらパー→梅田

ひらパーを出たらまだ15:00くらい。このまま帰っても18:00には着いてしまう。Google Mapsによると梅田まで車で20キロ強とのこと。僕の自転車は時速20キロくらいなので、梅田でちょっと休憩しても21時には帰れるはず、と思って梅田に行く事にした。
 
甘かった。梅田に近づくにつれて車も自転車も多くなる。抜いたり抜かれたりしないといけなくなり、道路をスイスイ進めなくなる。疲労でちょくちょく休憩を挟まないといけないし、やたらとお腹が空く。後でstrava見たらこの日は1日で2200kcal消費していた。さらに、頭も疲れてきて道を間違えまくる。
 

結局梅田駅前に着くまでに100分くらいかかった。
梅田にはよく電車で行って散策するのだけど、そうして見つけた街並みに自転車でたどり着いた時は感動した。
 

梅田→京都

ジュンク堂や自転車屋さんを回ると2時間くらい経過していた。
あまり遅くなると疲れてしまうので京都に出発。
既に日は暮れている。
 
休憩して頭も回復したので今度はそう迷わない。
国道1号だか170号だかに沿って、ひたすら北東へ向かう。
 
淀川沿いを走り続けていると、ずっと景色が変わらなくて不安になる。
意識も朦朧としていたのであまり覚えてない。
 

 
やっと京都に到着……と思いきや、東寺の裏で金属片を踏んでパンクしてしまった。
なんであんな住宅街に鋭い金属片が落ちているのか。
替えのチューブとパンク修理グッズも持っていたが、同時に購入したパンク修理剤を試す。

タイヤの穴から泡が吹き出て不安だったが、携帯ポンプで無事に90psiまで入れることができた。

僕のタイヤは85psiまでなので入れすぎだったけど、まあ大丈夫。
 
帰宅前に脂っこいものが食べたくなり、西院の天一に寄ってから帰宅。

 
往復 + 寄り道あわせて112km!
Stravaの115kmチャレンジに参加していたけど、あと一歩足りなかった。
 

感想

体温調節が難しい、手が悴む
途中なんども上着を着たり脱いだりした。
この季節でも、夜はしると風が手に当たって冷たい。
1時間ほど走ると寒さで指が動きにくくなる。
ロードで走る人たちはウインドブレーカーを持ち歩くとの事だったけど、夏場でも絶対寒い気がする。
早起きするとお得そう
サイクリングは知らない景色を見るのが醍醐味だけれど、日が落ちてしまうと景色が見えなくなってしまう。
朝早く出発した方が楽しそう。
Youtubeでノーカット車載動画とかみると早朝に出発してるのも合点がいく。
手首と手と尻が痛い
ずっとハンドルを握っていると手首の関節が痛くなる。
後半、川沿いなどの楽な道路では手刀の部分でハンドルを押さえてた。
クロスバイクで長距離走るときはバーエンドを付けた方が良いのかもしれない。
 
あと尻が痛い。頻繁に立ち漕ぎとかで凌いでた。
自転車の本とか読むと、痛みにはそのうち慣れるって書いてあるけど、こんなに痛いのに慣れるのは痛覚が死んでるのではないか。
ロードほしい
ほしい