twitter.comインターネット溶かすボタンできた #GLSL pic.twitter.com/P6oVAvJeez
— amagi (@amagitakayosi) 2017年11月1日
インストールはこちらから。
Post Internetは、任意のWebサイトによるポストエフェクトをかけるChrome拡張です。
ボタンをクリックすると、現在のページのスクリーンショットを取得し、エフェクトをかけて表示します。
エフェクトはGLSLで書かれています。
ボタンを右クリックして設定画面を開くと、GLSLを編集してエフェクトを変更できます。
実装にはVEDA.jsを使っています。
はじめにFlashがあった。
中学では、PCの得意な同級生はPalaFlaやSuzukaでFlashを作っていて、それはしょうもない内容だったけど、彼らの操作するマウスとキーボードがインターネットを光らせていた、そんな実感があった。
大学では情報系の学部に進んだ。
インターネットをもっと知りたかった。
初めて感動したのは、JavaScriptで画面を光らせたときだった。
僕はやっとインターネットを光らせる、そのスイッチに触れたような、そんな気がした。
大人になり、Web開発を学ぶにつれて、世界は全く変わっていった。
インターネットには高クオリティなコンテンツが溢れ、無秩序な光は淘汰されてしまった。
ユーザーは正しくフィルタリングされたタイムラインをただ眺める。
僕は有益なソフトウェアばかり身につけるようになった。
FlashbackもYOU ARE AN IDIOTも忘れてしまった。
そんな中、GLSLと出会った。
衝撃だった。
4kbのコード片が世界を作る。
キーを叩く指が、スクリーンに複雑な模様を描く。
久しぶりに魔法を見た気がした。
気がついたら今年はGLSLばかりやっていた。
ライブコーディングの世界を知った。
もっと便利にGLSLを書くためのAtom拡張を作った。
みんなに魔法を見せたかった。
目に映るインターネットのすべてを光らせたかった。
そのためにまず、ブラウザを光らせるChrome拡張を作ることにした。
インターネットが退屈だったら、あなたが光らせれば良い。
この記事は はてなエンジニア Advent Calendar 2017 の13日目の記事です。 前日は id:Windymelt の Common Lisp開発序ノ口 〜プロジェクトの作成と実行〜 でした。