新婚旅行・デンマーク編

7月、新婚旅行でデンマークフィンランドに行った。

フィンランドで妻の友人の結婚式があり、それに合わせて新婚旅行のスケジュールを組んだ。 せっかくの機会だし、もう一カ国べつの国にも行ってみようということで、協議の結果、デンマーク息が決定した。

デンマークを選んだのは、町並みがきれいで、程よく都会らしいということ、あと家具などのデザインが良いという噂を聞いたからだ。 僕はドイツ、イタリア、フランスには行ったことがあるので、北欧の国に行ってみたかった、というのもある。

時間が経ってしまったけど、写真メインで振り返ります。

宿

宿はAirbnbで、街の中心から自転車で20分ほどの所にした。 デンマークはレンタサイクルが発展しているし(後述)、地下鉄も治安が良く、本数も多いので、移動時間は気にならなかった。 夜も静かなので、変に市街地の安宿にしなくて正解だった。

しかし、デンマークの家キレイすぎるな……。 単にオーナー夫妻がオシャレというのもあるんだろうけど。

SIM

妻が事前に調べてくれてたけど、現地のコンビニで買うので大丈夫そうだった。 空港について、セブンイレブンで「SIMくれ」といって出された物を購入。 確かLycamobileかLebaraだったかな。 この時、渡されたレシートにアクティベーションキーがついており、アクティベーションなしだと半日くらいで通信できなくなるので注意! (アクティベーションが必要なのを理解せず、1日目の夕方にWiFiを求めてさまよう羽目になった……)

自転車

Donkey Republic がとにかく便利。 https://www.donkey.bike/

旅行ガイドとかを見ると、市営(?)の白いレンタサイクルについて紹介されているけど、これはあんまりオススメできない。 ハンドル部分についてるタブレットで操作するんだけど、これがけっこう難しいし、ロックが壊れてて出庫できなかったりする。 そもそも利用可能な台数が少ないので、電車を降りていざ自転車乗ろうと思ったら一台も無い……なんてことも。

一方、Donkey Republicの自転車は、街中にたくさんあるし、スマホで現在位置から簡単に利用可能な自転車を探せる。 鍵の解錠・施錠もアプリで簡単にできる。

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調べてみたら、Donkey Republicはデンマーク発のスタートアップで、他にもドイツやイギリスでサービス展開しているらしい。

アプリのデザインも良く出来てるしメッチャ気にいった。 デンマークに行くときは、事前にインストールしておくと良いです。

1日目

市街地

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やたらと建物がでかい!!!!!!!!!! そしてやたらと黒 + カラー!!!!!!!

海と仲良し。 日本だと横浜が近いんかな?完全なイメージだけど

あと皆ふつうに海水浴しててビビる。町中なのに! そして男女ともに公衆の面前で水着に着替えてる。ワイルド……

デザインセンター

観光エリアを東に抜けたあたりにデザインセンターがある。 有名な家具や雑貨、ポスターなどが集められ、デンマークのデザインやアートの歴史を学べる。

入り口にある巨大な椅子。

入場バッジがオシャレ。

後半は特設展示スペース。 ちょうどジャポニズム特集だったらしく、地球の裏側まで来たのに京都のテレビ番組を見ることに……笑

クリスチャニア

ヒッピーの生き残りが大量に住んでいる自治区。 一応違法なはずのマリファナが堂々と売られているし全体的にマリファナ臭い!ただし撮影は禁止なので注意。

お店も住宅もレトロな雰囲気でよかった。 大抵どの壁にもグラフィティ、というか全面にガッツリイラストが描いてあるし、あと謎の人形が飾られてたりする。

まんなかに池?があってのんびりできる。みんな煙をプカプカしてた。

寿司最高

寿司は最高。

コペンハーゲン、寿司屋が大量にあり、パン屋よりも多かった。 日本では寿司屋なんて探さないと無いのに…… (あとタイ料理屋も多い。アジアン枠?)

Tietgenkollegiet(かっこいい学生寮

かっこいい学生寮。 居住スペースは2階からだけど、外から結構見えるのでちょっと恥ずかしい……??

2日目

1989 Europa, HAY Store

市街地の名物カフェでスモーブロー。 料金はちょい高だけど、確かに上品な味がするな……?気のせい?

続いてデンマーク発のオシャレ家具ストア、HAYへ。
僕は今回妻に教えてもらって初めて知った。

ここで見た金網が気持ちよくて、トイレ待ちの時間等にシェーダー書いてた……

HAYから見た市街地の風景。 石畳がヨーロッパって感じだな〜

JOE & THE JUICE

現地で人気らしいジュースバー。 スタバみたいなもんかと思いきや、材料はりんご、バナナ、生姜、セロリとかでメチャクチャ健康的。

https://www.joejuice.com/menu/

メニューはこちら。 SEX ME UP が気になったけど勇気がないので ENERGIZER を飲みました。 爽やかでおいしい!

フードマーケット、公園

街の北部にはフードマーケットがあり、食料品、酒、あと大量の果物と花が売っていた。 こんなに食べる?ってくらいベリーと豆が売ってる。 デンマークの食事はわりとワンパターンなんだけど、果物をたくさん食べてバランス取ってるのかな。

フードマーケット前の広場には謎の凹凸があり、人々が座ったりスケボーで遊んだりでしていた。オシャレか……

公園のベンチで一休み。 池には鴨がたくさんいたんだけど、日本で見るのとはちょっと種類が違うような気がした。

王立図書館(ブラックダイヤモンド)

異常にモダンな見た目の図書館。 新館と本館があり、本館はレンガ造りの建物だけど、新館は全体が花崗岩で覆われている。

そういえば、現地用に持っていった軽量バッグが妻に不評だったので、ここでトートバッグを買いました。

チボリ公園

1843年設立の遊園地。世界で2番目に古い。 (ちなみに世界最古は同じくデンマークのDyrehavsbakken)

絶叫マシンは苦手なので、公園スペースで座ったり、現地のミュージシャンのライブを見てまったり過ごしました。 明るいから気づかなかったけどこの時点で20時とかなんだよな。

真ん中あたりのレストランにおとなしい孔雀がいる。かわいい

バー・The Bird and The Churchkey

おしゃれでおいしい。 「Kyotoから来た」って言ったら伏見のお酒を引張りだしてくれたけど、普通にカクテルを飲んだ。

店内が薄暗いし酔っ払ってたので僕はモバイルバッテリーを置き忘れました。

3日目

ルイジアナ美術館

市街地から電車+バスで一時間ほど北へ。 さらに15分ほど歩くと、海沿いのルイジアナ美術館が見えてくる。

美術館は半分森と融合したような作りになっている。 窓の向こうには森が、中庭から外を望むと海が広がる。

展示を楽しんだあとは海を見ながらランチビュッフェをいただける。のんびり〜

写真撮り忘れたけど、入口近くに無人シナモンロール販売コーナーがあった。 シナモンロールはカバーも何もなく野ざらしになっていて、コインを入れて勝手にいただく仕組み。 性善説ですごい……。

ダンスク・アーキテクチャ・センター(DAC

市街地に戻り、海沿いにあるDACへ。 ウェブサイトがイケてる。

Dansk Arkitektur Center - DAC

到着したのが17:30, 閉館が18:00だったので、急いで展示コーナーを回った。 「解説は写真だけ撮ってあとで読むぞ」と思ってたけどまだ読んでないな……

オラファー・エリアソンの作品も展示されていた。 少し前に日本で彼の映画を見た所だったので、実際の作品が見られてよかった。

建物を出るとロッキングチェアの並んだ広場があり、誰かがチルいDJをしていてノンビリできた。 広場の横では異常にオシャレなアスレチックで子供達が遊んでいて、英才教育だな〜〜〜と思った。

npmのステッカー

町中で見かけるとは……

バー・Ruby

近くのバー・Rubyへ。 2日目のバーよりはもうちょっと入りづらい、というか大人な感じだけど、入ってみたらとても落ち着いた雰囲気で過ごしやすかった。 窓辺の席で、思ったより強いカクテルでクラクラになりつつ、雨のコペンハーゲン市街を眺めていると、またこうして酒でも飲みながら、この街でのんびり過ごしたいな、と思えてくる。

最終日

朝早く地下鉄で空港へ。 ゲート内で再びJOE & THE JUICEを飲む。

飛行機を待ちながら、妻と「2ヶ月くらい仕事しながら滞在できるといいね」と話していた。 いつかできるといいな。