「憂鬱と官能を教えた学校」

お題「音楽好きにオススメしたいこの1冊」

予備校時代から5回くらい読んでいる。
面白くてすぐに読み終わるし、その度にとても学んだ気持ちになるのだけど、内容が濃すぎてすぐに忘れてしまう。

内容は、バークリーメソッドを軸に20世紀の音楽史を解説するというもの。
バークリー、ギタマガとかヤングギターとか読んでる/読んでた層は耳にしたことあると思う。
この本は別にメソッド自体を教えてくれるわけではないが、それがどういう方向を目指していて、ポップミュージックにどんな影響を及ぼしたのかがざっくりわかる。

菊池さんはとにかく長文を書く、本を沢山書くし、ラジオでもよく喋る。
たぶん内容を正しく覚えるのは無理なので、音楽のように、読むことそのものを楽しむ気持ちで読んだら良いのだと思う。

東京大学アルバート・アイラーも読んだけどやっぱり全然思い出せない。 他の本、まだ読んでないから読んでみたい。