海辺の小さな街に両親と来た。父が近くの山に行きたいという。しぶしぶ従いていく。岬の手前に3F建てのドン・キホーテみたいな小さなお店があって、地元民がゲームコーナーでパチンコをしている。道はドン・キホーテで終わっているように見えたが、勝手口のような所から裏へ道が続いていた。岬で折り返して、窪んだ砂浜に出る。浜を抜けるのに30分は掛かりそう。山はもう少し歩いたところにあるという。人の姿を全く見かけない。唐突に思い出す。この山は活火山だ。焦り父を連れて引き返す。ドン・キホーテまで行けば安全だろう。振り返ると、浜の中央部分の林から溶岩が迫ってきていた。熱い。逃げる。追い詰めらる。ドン・キホーテには間に合わない。右手の林に逃げ込めば助かりそう。林は少し急な傾斜になっていて人間が登るのは難しい。土を素手で削る。父は動転して、土を削るのが遅い。早く、。熱い。思い切りジャンプして、露出した木の根に掴まる。僕は助かった。父は消えていた。

解説

  • 3月に学会行くんだけど、僻地でやるので不安。去年も行ったんだけど、人多すぎて気分悪くなって外散歩したら最寄りのコンビニまで往復1時間とかの環境だった。電波も不安定な中に3日間いて、情報とは、となる。
  • 溶岩に飲まれたら死ぬと思う。