Kyoto.js 15をやりました

Kyoto.js乾杯の様子

およそ一年ぶりとなるKyoto.jsを開催しました。 今回はなんと発表者が10人、発表時間は3時間という大ボリュームでした。 参加者のみなさま、本当にありがとうございました……!!!

kyotojs.connpass.com

去年の9月に一度開催しようとしたんだけど、僕と運営メンバーの都合がつかずに流れてしまったんだよね。 9月から12月まで、週末は全部予定入ってたから……

Kyoto.jsは毎回遠方からの参加者が異常に多いのだが、今回は京都の、しかも初めて参加される方が多かった。 しばらく開催してなかったのに、初めての方がたくさん来ていただいてて、とても嬉しかったです。 遠方からの参加者が少ないのはちょっと寂しいけど、それだけ京都のWebエンジニアの割合が増えたんだと考えることにしよう。

発表内容も、今回はちゃんと(?)JavaScriptやWebに関する話が多かった。 Kyoto.jsの発表テーマはJSじゃなくても良いということにしており、ひどい時は発表者6人中3人がほぼJSのことをしゃべらないという事もあったんだけど、今回はまともなJSのトークが多かった。 それだけ京都のフロントエンドエンジニアが増えたのか、あるいはKyoto.jsが京都のエンジニアに広くリーチできるようになったって事なのかな?

とはいえ、京都だからできるオールラウンドな雰囲気は残していきたい!! これからもJSに縛られない面白トークは大歓迎です!!!

運営について。
以前は定期開催やるぞ!と息巻いたり、特設ページを作ったりしていたけど、今回はなるべく運営を頑張らないという方針で開催した所、かなりリラックスして開催できてよかった。

Kyoto.jsの運営、頑張ってたときは以下のようなことをやっていた。

  • 会場の最寄駅をツイート
  • 会場ビル入口に案内の人を配置
  • (荒天の場合)交通機関の案内
  • (天の場合)傘箱の用意
  • 名札を用意
  • ゴミ箱の中身を入れ替え
  • ウェルカムスライドを用意
    • WiFi情報、ハッシュタグ、トイレマップ、タイムテーブル、会場の諸注意など
    • 開場から開始までのあいだに自動再生しておく
    • プリントして会場の壁に貼るとなお良し
  • 発表者の名前と発表タイトルをツイート
    • 写真があると尚よし
  • ドリンクとお菓子を用意
  • 落書き用ホワイトボードを設置
  • (会場がオフィスの場合)立入禁止エリアにバリケードを設置
  • ブログに丁寧なレポート記事を書く

今回はほぼノー準備で会場に行き、会場のことはほぼ id:Pasta-K に任せて、ノリで司会するだけにした。 案の定かなりグダグダになったけど、(少なくとも僕の観測範囲では)みなさん楽しんでくれてそうでよかったな。 ローカル勉強会はこれくらい肩の力を抜いてやっても良いのかもしれない。


次回は未定。
運営メンバーは4/27にやりたいって言ってるので、もしかしたらその辺で開催するかもしれないです。 そのときはよろしく〜

やりたいことをやるために、やりたいことをブログに書く

今年の抱負です。

今週のお題「2019年の抱負」

目次

去年は忙しかった

去年は後半妙に忙しくて、ずっと何かのイベントの準備で追われていた。 数えたところ、1年で11回も東京に行っている……

日付 内容 イベント 場所
4/28 講師 SPEKTRA 京都 MTRL KYOTO
5/11 VJ SMTP++ 京都 cafe la siesta
6/1 転職
6/10 結婚式
6/30 VJ POD 京都 FORUM KYOTO
7/7〜7/15 新婚旅行 コペンハーゲン/ヘルシンキ/タリン/上海
7/28 VJ POD 京都メトロ
8/27 VJ ADIRECTOR チャネル 表参道 DOLLHOUSE
9/15 VJ InfiniteRave 渋谷Cast
11/2 講師 MUTEK.jp お台場 日本科学未来館
11/10 VJ Algorave Osaka 大阪 Club Stomp
11/23 VJ Nodefest 2018 東京 Yahoo! Japan オフィス
12/1 講師 TokyoDemoFest 2018 東京 アーツ千代田 3331
12/8 講師 GLSL School 2018 東京 茅場町 Co-Edo

イベントが多いのは歓迎なんだけど、向こうからやってくるイベントを捌いてるだけで一年が終わってしまい、自分で考えて行動する、ということがあまり出来なかったな〜。

今年は、自分が何をやりたいのか、何をやるべきか、ちゃんと考えたい。 そのためには、文章としてのインプット・アウトプットを増やさないといけない。

インプット/アウトプットを増やす

読書量を増やす

去年は全然本を読めなかった。 有給消化期間にガッと3冊くらい読んだんだけど、それ以降は何を読んだかも覚えていない……。

razokulover.hateblo.jp

この記事に書かれている、「読書で知識が増えることで人生が面白くなる」というのは実感として持っていて、常に本を読みたいとは思っているんだけどなあ。

最近、CGやアート系の人々と接する事が増えたんだけど、彼/彼女らと話していると、自分の知識があまりにも足りてなく、議論のステージに立つことすら出来ていないな、と感じることがある。 これまではずっと「技術書メイン + その他サブ」というスタンスで情報を摂取していたけれど、これからはどちらもバランスよく学んでいかないといけない。いや、これまで疎かにしてきた分、しばらくは技術的でない分野について重点的に学んだほうがいいのかもしれない。

手始めに、冬のあいだは自転車ではなくバスで通勤して、待ち時間に本を読むことにした。 これで読書を習慣づけられると良いなあ。

考えた事をブログに書く

僕は考えた事を文章にしたりするのが苦手だ。 このブログもほとんどは技術的な内容か、制作物、またはイベント出演の紹介になっている。

でも、最近何かを作ったり、行動を人に伝えるには、結局考えていることを文章にまとめる能力が必要なんだなあ、ということをひしと感じている。 というわけで、今年は技術記事ではなくて、考えていることをブログにたくさん書くようにしたい。 なるべくハードルは低く、日記レベルでもいいので。

まずは週一くらいを目標に書けるといいな。

映像屋としてやりたいこと

制作を、やる

去年はだいたい2ヶ月に1回くらいのペースでVJをやってきた。 そのうち、ジェネ系のVJは4回、だったかな?半分くらい。

ジェネ系VJでは、素材やシステムを都度作ることになる。 規模にもよるんだけど、大抵は短期間で作り、同じパフォーマンスは2度しないという、インスタントなアウトプットになりがちだ。

8/27のADIRECTORチャネルでは、システムも映像ソースも1ヶ月かけてガッツリ作る事ができた。 技術的な挑戦にとどまってしまったという反省はあるものの、2018年を通じて最も手応えのあるアウトプットが出来たと思っている。

あんなふうに、しっかりと腰を据えて、自分の持てる物をぶつける制作を、今年はやっていきたい。 VJだけではなくて、映像制作的なことにも手を出せると良いのだけど。

また、去年は個人宛オファーの大部分が講師業だった。 それ自体はとても有難く、自分のプラスにもなるんだけど、なかなか新しい事を学ぶリソースが確保しづらいという問題がある。 もちろん講師業のオファーは大歓迎!なんだけど、軸足はつねに作る側に置いておきたい。

VJネタをストックする

普段からシェーダーで遊んだり、VJの仕込みをしていて生成したアニメーションをTwitterにポストしている。 手軽にアウトプットできるという利点はあるんだけど、高解像度で書き出してなかったり、コードも消失してしまっていて、せっかく色々作っているのに再利用できていない。

年末にVJの皆様が「今年作ったVJネタまとめ」みたいな物をシェアしていて、悔しい思いをした。

今年は、制作したものを何らかの形で残しておいて、VJや映像制作で再利用できるようにしたい。 まずは仕組みを作らなきゃな……昔作ったwebgl-studyを使い回すか……?

映像屋として名前を売る

まずはポートフォリオを作り直したり、リールってやつを作ってみたい。 個人名義での名刺も、今年こそ作らなきゃ。ビカビカな奴つくりたいな。

人間としてやりたいこと

家族を大事にするため、この先3年の身の振り方を考えないとなあ。 これからも色々変化がありそうだし。